為替相場のトレンドを捕える

為替相場を利用した投資取引では、そのレートの動向、値動きの強さや流れ、方向である「トレンド」をどう捉えて予測していくのかという事を求められます。

通貨価格を決めている為替市場では、その変動する為替のレートの値動きから「トレンド相場」や「レンジ相場」という様に相場の状況を言い表すことがあります。
トレンド相場というのは、為替レートが値上がり、もしくは値下がりの一方へと細かな上下動を繰り返しながらどんどんと大きく動いていくことをしまします。
一方、レンジ相場とは細かな値動きは繰り返すものの、上値と下値のおおよそ決まった比較的に狭い値幅のあいだを行ったり来たりする相場の状態を示しています。

このうちのトレンド相場での値動きを捕まえることができれば、投資取引には大変有利と言われており、上なら上にレートが上昇していくことが予測できるので、通貨に対してどのように注文を入れればよいのかが明確になるのです。

こうしたトレンドの予測をするためには、中期間、短期間のレートの動きを読み解いていく「テクニカル分析」を用いるのが効果的になります。
テクニカル分析には様々な種類がありますが、直近のトレンドを予測することに適しているものの一つに「ジグザグチャート」があります。
図表上で細かな上下の波を作りながら変動していく為替レートに対し、その波の高値と安値を結んだような、大きなジグザグの折れ線ラインで表されるジグザグチャートは、このラインを負っていくことによって、トレンドの全体の姿を見ることができ、また、そのトレンドの転換ポイントを読んでいくことができます。

「一目均衡表」は、為替レートの図表上に、基準線と呼ばれるラインを基本に、転換線、先行スパン1、2、遅行スパンという5本ラインを引いていき、それに区切られたエリアのどの部分を、為替レートが進んでいくかにより、そのレートが反発するのか、停滞するのか、一気にトレンドを作っていくのか、という事を視覚的に読み取れるために、高い人気があります。

為替相場の他の投資家たちの売買の期待度を、図表の上に4っつ、ないし6っつのエリアを分ける線を引き、その線で区切られた幅内のどこに為替レートが来ているかによって、その幅内に為替レートがとどまっている確率で表している「ボリンジャーバンド」では、トレンドの転換期を知ることはもちろん、そこから生まれるトレンドの強さまでも考慮できるために多くの投資家が利用しています。

このように、為替相場のトレンドを捕まえるために、実に様々なテクニカル分析の手法が用意されていますので、まずは基本的なものから一つづづ覚えていくのが良いでしょう。